様々な青汁から選ぶ際の注意点。
発売当初はケールが主原料である事もあり、不味いのが当たり前だった青汁。
当時は鼻をつまんでも飲めないくらいの不味さでした。
それでも健康に良いと評判になり、改善や別材料で、様々な会社から発売されるようになり、今では数え切れない種類の製品が登場しています。
主な主原料は、ケール、大麦若葉、明日葉です。
その他の製品もありますが、大体はこの三種類の系統に分類されるようです。
それぞれに特徴があり、購入の際は、目的に沿った製品を選ぶと良いでしょう。
ケールの特徴は、不味いと評判になったほど独特の苦味とクセ。
食物繊維が豊富で、便秘の改善や、血液を改善して血流を良くする効果があります。
明日葉の特徴は、味にクセが少なく、カルシウムが含まれている為、骨粗鬆症の予防や、妊婦のカルシウム補充と便秘改善などに良いようです。
大麦若葉はケールほどではありませんが、クセがあり、飲むと変わった味だと感じる事があります。
ビタミン群は他の製品に比べて少ないのですが、他にはないその他の成分があり、新陳代謝の促進や疲労回復の効果が望めます。
主原料が同じでも、各社それぞれ配合が違っており、成分が違うために効能にはバラツキがあります。
それぞれを比較して、自分の改善したい点に沿った商品を選ぶと良いでしょう。
青汁は確かに健康に良いのですが、注意点があります。
これは医師から直接指摘されたのでなるほどと感じたのですが、飲みやすい青汁には甘味がつけてあると言う点です。
青汁の主原料単体では飲みにくい製品なのです。
効果を上げるために、様々な成分が混ぜられています。
それらを混ぜ合わせた上で飲みやすくした製品には、糖分が多く入っている事があります。
「飲みやすい」と評判の製品の多くに、砂糖などが入っていまキから、糖尿病疾患の方や、ダイエット目的の方の常用は要注意です。
健康になったから太ったのではなく、糖分を摂っているから太ったケースが少なからずあるのです。
疾患のある方は、成分表示で確認をしてからの購入をお勧めします。
また、飲む際に牛乳などを混ぜる場合も同様です。
不味いからと砂糖や蜂蜜などを加えると、やはり糖分を摂る事になりますし、牛乳やジュース類は意外と高カロリーです。
低カロリーの補助食品として摂取するのであれば、単純に水やお湯などで溶かすべきでしょう。
医師の指摘があったくらいですので、他にもこうした事例があったのでしょう。
多くのメーカーが参入していますので、粗悪品もあります。
無農薬栽培の製品である事ももちろんですが、防腐剤などの添加物が入っているかどうかなどもチェックして購入するべきでしょう。
口コミのチェックも有効でしょう。
食物繊維が多いからと、青汁だけ飲めばいいわけではありません。
あくまでも食事の補助として考え、経口で摂れる栄養素は食事で摂取し、足らない分を青汁で補うようにしましょう。
「青汁を飲んでいるから野菜を摂らなくても大丈夫」などと考えないようにしたいものですね。