通信販売で手に入る青汁
テレビ画面にまずそうに緑色のジュースを飲んでいる俳優の顔がアップにされる強烈なコマーシャルでその名を知られるようになった青汁は、特別な野菜を搾って汁にした非常に栄養価の高い健康食品です。
野菜が体に良いことはわかっていても、毎日大量の野菜をとり続けるのは実はとても大変なことです。
そんな時に野菜の栄養素を丸ごと効率よくとることのできる青汁が人気を集めています。
お湯を注いで体に良い成分を抽出する健康茶と比較すると野菜を丸ごとジュースにすることではるかに栄養価の高い製品になっています。
とかく栄養の偏りがちな野菜不足の現代人の食生活を、時間も手間もかけずに、手軽に野菜の栄養を摂取できるように改善する大変優れた健康食品です。
現在流通している商品には水に溶かして飲む粉末状のもの、野菜を搾って冷凍加工したもの、ジェル状の食べるタイプのもの、粒上のタブレットタイプなど様々な形の製品が流通していますが、持ち運びが簡単で長期間保存することもできて、飲むのも簡単な粉末状の製品が主流になっています。
ただし、現在テレビ番組などでも紹介される人気の高い製品はほとんどの場合百貨店やスーパーマーケットなどで市販されていません。
購入するためにはインターネットや電話による通信販売を利用するようになります。
日本で現在販売されている製品は、栄養価の高い特別な野菜を使ったものです。
一般的によく使用される材料はケール、明日葉、大麦若葉、すいおうの葉、桑の葉、長命草、ゴーヤなどの野菜が利用されています。
スーパーなどの店頭には数多くの野菜ジュースが並んでいますが、使用される原材料の栄養価や製造方法、また、含まれている食物繊維の量などを比較しても、青汁と市販の野菜ジュースでは大きな違いがあります。
最も特徴的なのはその味です。
市販されている野菜ジュースの中には飲みやすくフルーティーな味になっているものや、さらりとした飲みやすいものなどが多数あります。
青汁は栄養価の非常に高い優れた健康食品ですが、唯一の弱点はその飲みにくい味にあると言われます。
その製品に使用されている原材料によって飲みやすさや味に違いが出てきます。
ケールや明日葉を使用したものは多少癖があるものが多いのですが、大麦若葉を原料にしたものは比較的飲みやすいと感じる人が多いようです。
いくら体に良いとわかってはいても、飲むこと自体が苦痛になるような飲みにくいものでは健康効果も半減してしまいます。
どんな味なのかはお試しサンプルなどを利用して、まずは自分で飲みつづけられそうな味かどうかを試してみるのがお勧めです。
健康に良いものなのだから多少まずくても仕方がない・・・そういう考えも確かにあるのですが、毎日の飲むものだからこそ、できればおいしく飲めればそれに越したことはありません。
最近ではメーカーのほうでも少しでも飲みにくさを解消するために使用する原料を飲みやすいものにしてみたり、独自の素材を加えるなどの工夫をしているようです。
