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栄養満点の離乳食を作りましょう

健康食品としての青汁が素晴らしいものである、ということは広く知られています。
慢性的な野菜不足や野菜嫌いを解消するために、この栄養満点の健康食品を、離乳食に取り入れているお母さん方も増えてきました。
しかしその場合は、いくつか注意すべき点があります。
まずは使用量です。
青汁は栄養価が非常に高い食品ですが、高すぎるがゆえに赤ちゃんの体に負担をかけてしまうことがあります。
赤ちゃんの胃腸はまだその働きが不十分で、丈夫とはいえません。
したがって栄養素を消化しきれずに、トラブルになってしまうことがあります。
乳児のウンチを見たことがある方ならご存じのはずですが、赤ちゃんがほうれん草などの葉野菜を食べた後のウンチは緑色のことが多いです。
それだけ、緑色の野菜は消化しにくく、腸に負担をかけているということなのです。
したがって離乳食に使う際には、大人の一回量よりも少なくすることが大切です。
粉末のものが多いので、量の調節はしやすいと思います。
もう一つは、はちみつ入りのものを選ばない、ということです。
1歳未満の乳児にはちみつを食べさせることは禁忌とされています。
ボツリヌス菌が含まれている場合があるからです。
この点はしっかり確認が必要です。
しかし、注意点さえ踏まえれば、青汁は離乳食にも使いやすい便利な食材と言えるでしょう。
使いやすく、不足しがちな野菜の栄養やビタミンが充分に摂取できます。
特に母乳やミルクの回数が徐々に減ってくる7〜8ヶ月以降の赤ちゃんの栄養補給としても、非常に有効です。
調理法として取り入れやすいのは、ホットケーキです。
通常の材料に青汁をプラスするだけなので手軽にできますし、手づかみでも食べやすく、赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。
さらにバナナを小さくカットして混ぜ込むと、より甘くふんわりして日々のおやつに最適です。
ヨーグルトに混ぜるのもよいでしょう。
りんごやいちごなどのフルーツと一緒に混ぜると、見た目も可愛らしく、ビタミンたっぷりの一品になります。
もっと簡単に、毎日の主食であるお粥に混ぜる、という方法もあります。
お粥に混ぜると、比較的野菜の味がはっきり出るので、もちろん始めはごく少量からにして、味見も忘れないでください。
かぼちゃやジャガイモ、さつまいもなどの甘みのある野菜は好んで食べる赤ちゃんも多いので、そういった野菜の煮物などに少し振りかけてみてもよいでしょう。
慣れてくると、お味噌汁の上澄みにほんの少し混ぜてみたり、刻んだ野菜と混ぜてあんかけにして白身魚や豆腐の上にかけてもおいしいです。
離乳食の後期になってくると、調理法や食材の自由度もあがります。
食べられるものが増えてくる時期なので、コーンスープやシチューに混ぜるのも、おいしいのではないでしょうか。
フォローアップミルクを飲んでいる子ならば、それに少し混ぜてみるとさらに栄養価がアップします。
1歳を過ぎて牛乳に移行したならば、牛乳や豆乳に混ぜても飲みやすいです。
赤ちゃんは正直なので、食べにくいときは食事を吐き出すものです。
反応を見ながら取り入れて、栄養満点なおいしい離乳食が続けられるといいですね。

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