青汁の種類について
ここ最近すっかり「あまりおいしくない健康食品」として定着してしまった青汁ですが、様々な種類があるのをご存知でしょうか。
今回は青汁とはどのようなものを指すのかという定義と、いくつかの代表的な種類をご紹介したいと思います。
まず、定義についてです。
CMなどに出てくるあの緑色になにか秘密が隠されているのでしょうか。
最も有力な定義は、緑黄野菜をジュースのようにしたもの、です。
思いのほかシンプルですよね。
ということは、今巷で流行っているジューサー等でホウレンソウやセロリ、ブロッコリーなどを潰してジュースにすれば立派な青汁の完成というわけです。
さらに、緑色をしていませんが、緑黄野菜に分類されるニンジンやトマトをジュースにしてもいいわけです。
結局定義に色は関係なかったようです。
では次は市販されているものの種類について見ていきましょう。
材料の違いがそのまま種類の違いにつながっています。
もっとも代表的なのはケールを使用したものです。
その他、大麦若葉を使用したもの、桑の葉が使われているもの、そして緑茶が入っているもの等がよく飲まれています。
それではひとつひとつ個別に栄養素、効能について見ていきましょう。
まず始めに、ケールを使用したものです。
こちらは、免疫力増強が期待されています。
というのも、ミネラル、食物繊維の他、ビタミンAやビタミンCがたくさん含まれているからです。
ただ、アクがあり、慣れていない人には少し飲みにくいようです。
次は大麦若葉を使ったものです。
こちらもビタミン、ミネラル等がしっかりと入っているのですが、あまりアクが無いので、ケールのものより飲みやすいのが特徴です。
初心者にはオススメですね。
さらに、桑の葉が使われているものについて見てみましょう。
こちらは血糖値を下げてくれるという現代人にとってはありがたい薬効が一番の特徴となっています。
ビタミン、ミネラルは言わずもがな、ストレスから身体を守ってくれると言われているギャバまで含んでいます。
そして、最後の緑茶タイプですが、これは上記のケール、大麦若葉、桑の葉等の青汁に緑茶を加えたものです。
そうすることによってアクが消え、抹茶の様な味が生まれ、非常に飲みやすくなります。
また緑茶の栄養素も同時に摂取できると言うのですからまさに一石二鳥ですね。
健康促進に興味はあるけど、まずいのは嫌だという方にはこちらが一番オススメかもしれません。
これらはいずれも、水などに溶かして摂取する粉末タイプが最も有名ですが、最近は冷凍タイプ、サプリメントタイプ、フリーズドライタイプ、ジュースタイプなど様々な形状で売り出されています。
特にサプリメントタイプは錠剤になったものを飲むだけなので味の事を心配する必要がありません。
さらに、水に溶かすなどの面倒な手間要らずですので、旅行中や時間の無い人には特にオススメです。
いかがでしたか。
皆さんもぜひ一度、日々の食生活に取り入れて、健康な毎日を過ごすきっかけにされてはどうでしょう。