主成分の効能と青汁の選び方
自身の健康の維持や体質改善を目当てに青汁を飲み始めようと思っている方に今日は主成分の種類と効能を一通りご紹介致します。
健康食品としては非常に人気がありますが一言に青汁と言っても元になっている植物の種類によって得られる効能は変わって来るのです。
主な原料は、ケールや明日葉、大麦若葉、ヨモギやスギナなどそれ以外にも多種多様な主原料があります。
選び方としてはまず最初に自分の体が今どのような症状なのかを見極めそれにあった主原料を多く含む青汁を選ぶとより早く効果を実感出来るでしょう。
まず代表的なケールにはビタミンAやルテイン、カルシウムなどが豊富に含まれ、近年では抗癌作用も期待されています。
特にルテインは抗酸化作用があり眼病のリスクを下げ疲れにくい体をつくる事ができます。
その他関節痛を予防したり、ミネラル類をバランス良く含んでいるのもケールの特徴です。
明日葉にはアレルギー抑制力や糖尿病による合併症、例えば網膜症、白内障などその他様々な合併症のリスクを抑えるカルコンや血液さらさら効果のあるクマリンと言う成分が豊富に含まれています。
さらに神経細胞の生成を助けるたんぱく質が豊富でアルツハイマー型認知症の予防効果が期待されています。
大麦若葉は食物繊維や沢山のビタミンが含まれますが、その中のビタミンMは血液の生成を助け動脈硬化を予防し、食物繊維は腸内の悪玉菌を抑制し腸内環境を整えてくれます。
また成長ホルモンの分泌を促す成分も含まれクセも匂いも少なく飲みやすいのでお子様にもお勧めです。
ヨモギは特に香りが良くさわやかで、豊富に含まれるクロロフィルは体内の有害な金属や不純物を体外に排出しデトックス効果を高めたり、ニキビや吹き出物の抑制などの美肌効果やコレステロールの低下、貧血やアトピーの改善など特に女性に嬉しい効能があります。
スギナには解熱、鎮咳作用があり、むくみやセルライトを解消しスギナに含まれるケイ酸は美髪効果や抜け毛防止効果があります。
またヨモギ同様美肌効果も期待されます。
これらの効果をバランス良く得るため幾つかの主成分をブレンドした製品も多いです。
また飲み続けるためには味も重要です。
ご自身の好みや製品によって飲みやすい飲みにくいも分かれるのでサンプルなどで飲み比べ自分に一番合った物を見つけたり牛乳などで割ってご自身で飲みやすくするのも良いでしょう。
しかし気を付けておかなければならない事があります、カリウムやリン、ビタミンAを多く含む物の場合人工透析を受けている人は症状の悪化を招きますので注意が必要です。
病院で薬を処方されている方は飲み始める前に担当医と良く相談しましょう。
飲み続けている内に何かご自身の体に異変が起きたら直ぐに飲むのを中止してください。
まずは何と言ってもご自身の体質や病状を良く知っておく事です。
長年飲んでいるけどいまいち効果が分からない方は一度成分表を確認してみてください。