青汁の食物繊維は便秘解消に役立つ
青汁はケールや大麦若葉、明日葉などの栄養価の高い野菜を搾った野菜ジュースです。
野菜不足解消に役立つ健康食品として高い人気があります。
青汁には食物繊維が豊富に含まれているので便通を促す効果も期待できます。
便秘は美容と健康の大敵です。
放っておくと腸内細菌の悪玉菌が増殖して腸から血液中に悪いガスが入り込んでしまい、全身を巡るため口臭や体臭が強くなります。
そして肌荒れなどを起こす原因にもなってしまいます。
便秘が女性に多い理由は女性ホルモンの一つである黄体ホルモンが腸の働きを抑制することと関係しています。
生理の前に便秘になる女性が多いのは黄体ホルモンが多く分泌され時期と重なるためです。
女性がダイエットなどによって食事量が少ない場合やトイレに行きにくい環境などによってもなってしまうようです。
解消するために薬に頼るという人は少なくありませんけれども薬を長い間服用しすぎると、自然な便意を感じることが少なくなり、薬なしで排便するのが困難になってしまうこともあります。
そもそも排便というのは口から食べた食べ物が消化して小腸に入りそこで大部分が消化吸収されて栄養として体全体に送られます。
そして食物の残渣が大腸に入り腸内を巡っていく間に水分が吸収されて形となり直腸に到達します。
そして直腸から脳に信号が伝わり便意を催し、肛門から排出するという仕組みです。
ダイエットなどで食事の摂取量が少ないと食物残渣を直腸へと送る腸の蠕動運動が弱まってしまうため便秘になりやすいという結果になります。
便の状態と言うのは健康のバロメーターです。
便秘の人の便は水分がなくなり、ひどい人になるとコロコロしたウサギのようなうんちになります。
理想的な排便というのは腸が健康な時に初めて出てきます。
便の量を増やして理想的な状態の排便をするためには食物繊維の豊富な食事を心がけることが大切です。
不溶性食物繊維によって便の量が多くなり、理想的な排便を促進してくれる効果があります。
青汁に含まれる豊富な食物繊維はまさに便を理想的な状態にしてくれる効果を期待できるものです。
また、人が一日に必要な野菜の量は350グラム以上と言われていますが、生の野菜を大量に食べ続けるのは大変なことです。
生野菜を大量に食べるよりも効率的に野菜の栄養を摂取できる青汁は野菜不足の解消に役立つ健康食品として人気があります。
スーパーなどで見かける野菜ジュースと違うのは使用されている原材料の栄養価の高さや製造方法、また含まれている食物繊維の量などです。
残念ながら栄養価の高い品質の良い食品ではあっても味としては決して飲みやすいとは言えないものが多いのも特徴です。
その中でも原料に大麦若葉を使用したものは比較的飲みやすく、ケールや明日葉を使用したものはくせが強い傾向があります。
メーカーではこの飲みにくさを解消するために独自の素材を加えるなどの方法で改良を試みているところもあります。
