青汁は優れた健康食品
一日に必要な野菜の量は350グラム以上とされています。
けれども毎日350グラム以上の野菜をとり続けるためには、毎日かなり大量の野菜を食べなければならないことになります。
野菜が体にとって大切な食材なのはわかってはいても、なかなかそれほど大量の野菜を食べ続けるのは大変です。
そこで大量の生の野菜を食べるよりも効率よく野菜を摂取できる方法として野菜ジュースがあります。
野菜ジュースにもいろいろなタイプのものがあって、フルーツジュースのような甘い飲み口のものや、より飲みやすくサラサラの状態の野菜ジュースなど、様々なタイプのものが販売されています。
青汁というのは植物の葉を搾った野菜ジュースです。
お湯を注いで成分を抽出する健康茶などと比べると、野菜をまるごとジュースにすることで野菜の栄養価を余すことなく効率的に摂取することができます。
現代人の食生活はどうしても偏りがちで野菜不足な内容になってしまう人は少なくありません。
野菜が体に良いと思っていても、外食やファストフードばかりではやはり食材や栄養素が偏ります。
そんな時に強い味方になるのが青汁です。
現在市販されている商品は冷凍加工された製品や、粉末状に加工された製品、ジェル状の製品で食べるタイプ、または粒上のタブレットタイプなどが販売されています。
粉末の製品は水に溶かして飲むもので、冷凍の製品は解凍してから飲みます。
色々なタイプが出回っている青汁ですが、どこへでも持ち運びが簡単で、長期間保存することができ、簡単に飲むことができることから現在は粉末タイプの商品が主流となっています。
テレビ番組などで紹介される人気商品は、そのほとんどがスーパーや百貨店などの店頭では販売されていません。
購入するためにはインターネット通販を利用したり、電話注文でオペレーターに注文するなどの方法がほとんどです。
現在日本で市販されている製品は栄養価の非常に高い特別な野菜が原料として使用されています。
一般的にはケール、大麦若葉、明日葉、ゴーヤ、すいおうの葉、長命草、桑の葉、熊笹などの野菜が原料として使用されています。
優れた栄養価がぎっしりと詰まった健康効果の高い青汁ですが、唯一の弱点はその味、飲みにくさにあります。
原料として使われている野菜の種類によって飲みにくさが変わってきます。
大麦若葉を原料としたものは比較的飲みやすく、ケールや明日葉を使用したものは多少クセがある味になると言われています。
いくら健康に良い製品でも、飲みにくい味で毎回飲むたびにストレスを感じるようではせっかくの健康効果が半減してしまいます。
どんな味なのかはメーカーによっては低価格のお試しサンプルを用意しているものもあるので積極的に利用して、まずは自分が飲みつづけられそうな味かどうかを確認するのがお勧めです。
また、メーカーではこの飲みにくさの改善のために、独自の素材を加えるなどの工夫をしています。
良薬は口に苦しとはいっても、やはり飲みやすいものの方が長続きするのは確かです。